Googleのコンテンツ評価重視がますます進行
2月3日の「Googleウェブマスター向け公式ブログ」によれば、
オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトを上位表示させる様に
アルゴリズムを調整したと発表しています。
今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
言い換えれば、コピーコンテンツばかりのサイトの順位を下げたとアナウンスされました。
恐らく、キュレーションサイトに対する制裁を行なったと見られています。
関連:DeNAのウェルクはコンテンツSEOで上位表示を実現していた事例
Google目線からの「高品質なサイト」とは
低品質なサイトにSEO上の制裁が課されるとすれば、逆にどの様なサイトが
Googleから高品質なサイトとして把握されるのかを知る必要が有ります。
ページのデザインが実用的で有る事
デザイン力が高いという事ではなく「ページが見易く整理されているか?」が重要です。
例えば、広告で埋め尽くされたり、記事の中に突然バナーが現れる等は、見易いとは言えません。
同様に、ユーザーがサイト内を回遊しやすい構造、例えば「パンくず」の設置も重要です。
専門性、権威性、信頼性、通称E-A-T
難しいですが、それぞれの単語の英語の頭文字を並べた言葉です。
Expertise / Authoritativeness / Trustworthiness
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専門性が有るか
書いた記事の内容が調べ込まれていて、検索したユーザーに的確な答えが導き出されているか。
他人の記事を真似した物ではなく、オリジナルの物であるか。 -
権威性の有るか
サイト全体に関わりますが、よくTVの健康番組で「胃癌の権威」と紹介される偉い人の事です。
風俗業界で「このサイト見れば」と思い描かれる事が権威性を意味します。 -
信頼性が有るか
専門的に書いた記事でも正しい事の裏付けが必要で、信頼できる引用元を記す必要が有ります。
下記の様に
参考:検索品質評価ガイドラインから探る①YMYLとE-A-T
今回のアップデートで順位が下がったならば
前項で述べたGoogle目線での「高品質なサイト」に作り変える必要が有ります。
特にアンテナサイトや動画まとめサイトについては、オリジナルコンテンツに認められないので
自分の言葉で作品を紹介する様なスタイルのサイトに組み替えるべきです。